創作調味料で旅行気分

創作調味料で旅行気分

皆さん、料理はしますか?
私は人様に食べていただいているわけではないので「料理」と言えるか分かりませんが、自分で食事を作ります。そんな時に便利なのが、色んなスパイスと塩が混ざった、スパイスソルトです。有名なところでは、クレイジーソルトがあります。
https://www.jp-greentea.co.jp/brand/krazysalt/
宮崎県のお肉屋さんが生産しているマキシマムもカルディーをきっかけに広まりました。
https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/4933932050132
奈良のアウトドアショップORANGEが販売している「アウトドアスパイス ほりこし」も人気があるようです。
https://shop-orange.jp/news/3725/

これらの創作調味料に共通するのは、一振りで一気に簡単に本格的な味に変わることです。

北海道の料理家、たかはしよしこ氏が考案した「エジプト塩」通称「エジオ」も、そんな創作調味料の1つです。ただ、このエジプト塩は、本物のエジプト料理で使うご当地調味料でもなければ、自身がエジプトを訪れて感動して作ったものでもありません。「エジプトってこんな感じかな」という味わいの創作調味料です。

雑誌の連載などをきっかけに商品化され、現在は、100店以上の国内店舗のほか、海外でも販売されています。

その後、「モロッコ胡椒」ハーブソルトの「アルル塩」、富山の郷土料理から着想した「富山コンカリー」など、次々と地名を冠した調味料を作り出してきました。

卵かけご飯専用醤油などもあります。普段の料理が一振りでレベルアップする創作調味料は、これからもますます増えて行くでしょう。
せっかく食べるのだから、その1食をより美味しく楽しみたい、と思うのは当然です。
ただし、創作調味料が成功するために必要なものがあるはずです。
それは、利用シーンやレシピをどこまで提案出来るか?ではないでしょうか?

いつ使うか?
何に使うか?

これらがない商品・サービスは、創作調味料でもアパレルでも、どんなサービスでも、消費者に刺さらないですね。

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吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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