アパレル店舗無人決済の決定打になるか?

オランダ発のセルフレジシステム開発会社のズリードが開発した決済ツールがいけてます。
今までの無人決済はRFIDで商品情報を読み取らせてセルフレジで決済させたり、カメラで追跡し画像解析で決済させるものが多かったと思います。

ズリードは盗難防止のために衣料品に付いている防犯タグと決済を結びつけたのです。

消費者は売場で気になる服を見つけたらズリードのアプリを立ち上げ、盗難防止タグのボタンを押すと商品情報や価格、商品紹介動画を見ることが出来ます。
購入したい場合には、アプリ上で決済方法を選んで購入ボタンを押すとその場で決済が済み、盗難防止タグのボタンを再び押せばタグが外れる、という仕組みです。

素晴らしいアイデアだと思いませんか?

無人決済のリスクは盗難リスクが一番大きいので、盗難防止タグを活用するのは非常に合理的だと思います。
確実にレジがいらなくなります。

食品などでも、盗難防止タグのようなものが開発されれば、スーパーの無人決済も一気に進むでしょう。

こういう柔軟な発想で 1+1=3にする仕事をしたいものですね。

吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

コメントを残す