教えないスキル

教えないスキル

スペインのサッカーチーム、ビジャレアルで育成コーチをしていた佐伯夕利子さんが書かれた本、教えないスキル を読みました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08V91M7VW/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_MARF9SCRC3SH2PPGM9V2

副題は、ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術となっております。

この本を手にとったきっかけは、5/9 のサンデースポーツに著者の佐伯夕利子さんが出演されていたことです。

最近、人材育成に携わらせていただいているのですが、そのやり方を模索していた私にとって非常に興味深い内容だったので、更に知りたくなり読んでみました。

今までも、教えること、指導することについての本やメソッドはたくさん出ていましたし、色々と学んでみましたが、あまりしっくり来てなかったのです。

恐らく、私が過去受けた指導方法によるものだと思います。

昔は「教えること」=出来てないことを指摘して修正してあげること、正しいやり方を教えてあげること、でしたし、怒られて伸びる、怒られるうちが華、のような雰囲気もありました。
当然、怒ることが目的ではないのですが、怒られている方は、そこまで汲み取れないですし、明確な上下関係もあります。怒られることで萎縮してしまい、物事への興味を失うことで、結果が伴わないケースが多くありました。

そこから、怒ってはダメで、褒めて伸ばす、命令はせずに提案する、ということが広がりました。「いいよ」「良く出来てるよ」などの声をかける、決して否定しない。
私は性格が悪い上に、自分が怒られて伸びてきたと思っているので、なかなか、「褒めて伸ばす」やり方が腹落ちしてませんでした。

更に、最近では「教える」のではなく、「考えさせて」「気づかせる」ことが重要という流れになっています。
しかし、「答えを提示してしまう」「答えに誘導してしまう」癖がついている私には、その指導方法は非常に難しいものでした。

今回読んだ、教えないスキル、というのはまさに「考えさせて」「気づかせる」為にビジャレアルが行ってきたこと、行っていることが書かれています。
ただ単に「褒める」ことがいいのか?「考えさせる」ためには何が必要なのか?など。

その中で一番大切だと確信したことは、主語をどうするか?ということです。
育成することとは、何なのか?それは、「私」が教えることなのではなく「選手」が成長することです。「選手」の成長に繋がることを徹底的に行うこと、サッカー選手としてだけではなく人間としても成長することなのです。

「指摘してはいけない」とか「正解を教えてはいけない」のではなくて、「選手の成長に繋がらないことをしてはいけない」わけです。

こう考えてみますと、アパレルの業界でも当てはまることがあるような気がします。

私たちは何のために洋服を作って売っているのでしょうか?

自分たちのブランドが売れるためなのか?
地球の環境を守るためなのか?
生産背景を守るためなのか?

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