一粒で何度おいしいか?

ドローン宅配と聞いて、皆さんはどのような印象を持っていますか?

私の印象は、

・急増する宅配の荷物をより多く届けるための施策の1つ

・交通網の発達していない地域への物資の輸送を効率的に行うもの

という認識でした。

そのうち増えるだろうけど、コストや効率を考えるとどうなるんだろう?と思っていました。

さて、ドローン宅配が進んでいるアメリカでは、小売大手のウォルマートがドローンによる宅配サービスをフロリダやテキサスなど6州400万世帯に拡大するそうです。

オンラインでの注文から最短30分で自宅の庭や敷地内に届けようというものです。

最終的には、アメリカ国民の9割を半径16km圏内に収めるウォルマートの店舗4700店の店舗網を配送拠点にしていく。

アメリカの広い空を、ブーンとドローンが飛んでいて緑の芝生の上に着陸して荷物を置いて帰っていく姿が想像できます。

ちょっと日本の住宅事情では合わないかな?と思っていたのですが、その記事の最後の一文に衝撃を受けてしまいました。

「ドローン運用を通じて得た空撮画像は自治体や建設・不動産会社などの地元企業に販売し、配達コストを相殺する」

配達しながら、そんなことしようとしてるんだ、と。

ビジネスをやるなら、キャッシュポイントが多いほうが良いに決まっているのに、私たちの業界ではキャッシュポイントを増やす方法は、客先を増やしたり、シェアを増やすことしか考えていませんでした。

新しい販売チャンネルを考えたり、新しいマーケットを作り出すことも大切でわくわくすることですが、今まで素通りしていた中に、新しいキャッシュポイントが隠れているかもしれません。

消費者の生活に密着する業界で、広範囲にサプライチェーンを築いているアパレル業界が浮上するためには、少し脇道を見てみるべきではないでしょうか?

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