ファッション雑誌と百貨店アパレルの行く末

ファッション雑誌と百貨店アパレルの行く末

集英社の「セブンティーン」の定期刊行が9月1日発売の10月号で終わります。

セブンティーンといえば、1968年創刊の女子中高生向け雑誌の草分け的存在で、50年以上にわたり親しまれてきました。
定期刊行終了後は、8月に開設予定のウェブサイトをベースに、専属モデルやタレント、インフルエンサーのSNSやユーチューブと連携しながら発信し、新しいメディアの形に挑むということです。
(ウェブサイトが開設されていなかったことがまず驚きですが)

インターネットのこの時代、雑誌の優位性ってなんだろう、と考えてみるとなかなか厳しいものがあります。
情報の速さでも情報量の多さでもインターネットにはかなわないです。持ち歩くのにも重いですし、広告も多いですし、タイアップだらけで、内容も薄っぺらいですし。

こうなった原因の1つに雑誌の収益構造があると思います。
雑誌の収益源は、購読料と広告料になりますが、経営上の安定を求めるとどうしても広告料を重視するとクライアントの商品に絡めた記事や企画が増えてしまい、実読者との乖離が生まれてしまうのでしょう。

そんな雑誌が苦戦する中、購読料のみで勝負している雑誌があります。
晋遊舎のMONOQLOとLDKです。広告をほぼ取らずに運営されています。
広告主のことを気にする必要がなく、読者のためになる記事を書くことに集中できるので、本音記事になってます。the360.life という本気のレビューサイトも運営されていて、私も結構使ってます。雑誌が生き残る1つの道だと思っています。

雑誌の苦戦と重なってしまうのが、百貨店アパレルの苦戦です。

苦戦の理由は、顧客が求めるものを提供できていないからなのですが、それは、ニトリやユニクロをテナントに入れることではないと思います。

ネットで簡単に色んなものが手に入る時代、百貨店が生き残るためには、外商の強化と過剰な買い物接待しかないと思います。

「あなたのため」のサービスの価値は、リアルとバーチャルでは全く違います。
「あなたのため」というのはオーダーメイドなどではなく、御用聞きしかないでしょう。
百貨店というだけあって、何でも揃うのが百貨店ですから、「あなた」のために揃っているものも多いと思います。

 

 

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