書く瞑想を「ジャーナリング」というのなら、、、

書く瞑想を「ジャーナリング」というのなら、、、

最近、瞑想を時々しているのですが、その中でも結構流行っていますよね。
瞑想をやってみるまでは、すごく難しいものと思っていましたが、瞑想は、今の自分の状態と向き合うものなので、難しいも易しいもないものです。
やったあとは、なんとなく気持ちがスーッと落ち着きますので、あなたにもおすすめします。

瞑想は目を閉じてゆっくり呼吸をして自分と向き合うものですが、書く瞑想として「ジャーナリング」というものがあります。
単に日記という意味もありますが、「ジャーナリング」はそこから派生して、書くことを通じて感情を整理するセルフケアの手法を指します。

基本ルールは、「好きなノートや筆記部に、一定の時間、思い浮かぶことを書き連ねる」というものです。
毎日行ったり、時間を決めるなど細かいルールを提案する専門家もいるそうです。
当たり前のようにスマホのアプリも出ているようです。

今、私が言いたいのは「ジャーナリング」がいいとか悪いとかの話ではなく、もし、文具業界が、この「ジャーナリング」に力を入れて提案して文化として根付いたら、新しいジャンルの文具が生まれる可能性があるということです。

文具業界も「企業の経費削減」や「ペーパーレス」という時代の波に飲まれて縮小傾向にある一方、フリクションなどアイデア勝負の新商品を投入して市場を切り開いてきました。そして、海外市場も積極的に切り拓いています。

わたしたちアパレル業界でも、自分の内面に向き合う商品があれば、着る瞑想として新しい市場が作れるかもしれません。今までの業界の流れを振り返ると、瞑想ブームが訪れると、すぐに「瞑想する時に着る服」を出すと思うのですが、そのような表面的なものではなく、「それを着ると自分に向き合える服」というような、本質的な商品開発ができれば、まだまだ、アパレル業界もチャンスありますよね。

なにはともあれ、瞑想、ぜひお試し下さい。

吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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