0.1の改善

先日、マーケティング講座を受講した時に、
教えてもらったことがあります。

人は何に対してお金を払うのでしょうか?

人は明るい未来に対してお金を払う
人は付加価値に対してお金を払う
人は幸せに対してお金を払う

色んな答えがあると思います。
どれも正解なのですが、

人は改善にお金を払う、ということが言えます。

今までよりも性能が良くなっている商品・サービス
今までと同じ品質で安く販売している商品・サービス

少しでも改善されているものにお金を支払うのです。

ですので、お金を払ってもらうためには、常に商品・サービス
を改善し続ける必要があります。

では、今、1のものを10にしないといけないのか、というと
そうではありません。

1.0 のものを 1.1にするだけでも大きな改善なのです。

大切なのは、改善幅ではなく、改善し続けることなのです。

もっといい方法はないか?
もっといい商品はないか?
を常に考えていけば、競争力のある商品・サービスが出来上がる
という訳ですね。

私達アパレルのような古い業界でも、少しずつ改善することが
業界を守っていくためにも大切なことなのでしょう。

あなたなら、どんな改善をしますか?

吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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