冷凍技術でゲームチェンジ

最近、冷凍食品を買うことが増えました。
便利だから、というのが最大の理由なのですが、私の感覚では、
冷凍食品=悪
でした。
冷凍食品を使うと「手抜き感」があったり、そもそも美味しくない、
というイメージがあります。

私が買う冷凍食品は、冷凍野菜がほとんどです。調理済の冷凍食品は、餃子以外買っていません。単に体重のコントロールのためになるべく自分で作ったものを食べたいから、という理由です。

昔の冷凍野菜は分かりませんが、今、買っている冷凍野菜に対して、何の不満もありません。恐らく冷凍技術がすこぶる進歩したことも大きな要因だと思いますが、いつでも、ある一定のクオリティーの野菜が、一定価格で購入できますし、種類も豊富ですし、選びたければオーガニックもあります。

生で食べる野菜は別にして、調理する野菜は冷凍にした方が生産側、消費側双方にメリットが生まれます。また、大きな問題となっているフードロスも大きく減ることが予想され、安定供給も可能です。

自動車の蓄電池と同じように、食品の保存方法は、ゲーム自体を大きく変えるものになるでしょう。

アパレルのゲームチェンジって何だろう?と随分考えてきましたが、中々、思いつかないです。
もしあるとしたら、服を無料に近い値段で配りまくって、代わりに何かのデータを吸い上げる、もしくは、服を無料に近い値段で配りまくって、アパレルを焼け野原にして、プレーヤーがいなくなったところで仕切り直す、ぐらいでしょうか?
アパレル単体で利益を出そうとしなければ、ありえますね。

吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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