常にゴールの確認を

コロナ前からウェイト・トレーニングをするようになりました。

もう4年ぐらい続けていることになります。

 

トレーニングをしていると、日々、発見があります。

 

私がウエイト・トレーニングをしている理由は、

筋肉を大きくして、自分基準でかっこいい体になるため、です。

 

今のところ、ボディーメイクの大会に出たり、

重量挙げの大会に出たりする可能性は全くありません。

 

筋肉を大きくするためには、重量を重くしていくことが重要です。

 

なので、昨日よりも少しでも重い重量を挙げようとします。

そして、昨日よりも重く出来たら、非常に楽しいのです。

 

そして、いつの間にか、重さを増やすことが目的になってしまうのです。

 

筋肉が大きくなると、重い重量が挙がりますが、

重い重量が挙がるから、筋肉が大きくなるわけではありません。

 

ウェイト・トレーニングもスポーツですから、

動きが上手くなると、重い重量が挙がるようになります。

また、いろんな筋肉を動員したり、姿勢を変えたりすると、

重い重量も挙がります。

 

しかし、いろんな筋肉を動員したり、姿勢を変えると、

大きくしたい筋肉に刺激が入らないので、重い重量が挙がっても、

筋肉は大きくならないのです。

 

重い重量を挙げることがゴールであれば、良いでしょう。

しかし、筋肉を大きくすることがゴールであれば、

遠回りすることになります。

 

ボディーメイクのためのウェイト・トレーニングの上手下手は、

「刺激を入れたい筋肉にしっかり効かせることが出来るか」

で決まります。

「重い重量を挙げられるかどうか」

ではありません。

 

ゴールをしっかりと意識してないと、

ゴールへ最短でたどり着けなくなる、ということです。

 

私達の仕事も同じで、ゴールを常に意識していないと、

効率の悪い仕事の仕方になっていることがあります。

 

アパレルブランドのゴールがブランド価値の向上だとすれば、

・ブランド価値とは何なのか?

・向上とはどのような状態のことなのか?

を明確にする必要があります。

 

OEMビジネスのゴールは何でしょうか?

縫製工場のゴールは何でしょうか?

 
吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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