物流の2024年問題

物流の2024年問題

記憶にある〇〇年問題のうちで、最初に頭に浮かぶのは、コンピュータの2000年問題です。コンピュータで出来て初めて大きく西暦が動くので、それに伴ってコンピュータが暴走するのではないか?と言われていました。
事前の対策が功を奏したのか、そもそもそんなことは起きなかったのか、特に目立ったトラブルも起こらず、今となってはそんな問題あったっけ?となっているように思います。

そして、今日のテーマ「物流の2024年問題」。

こちらは、消費者にはジワリと、私たちのような中間業者にはずっしりと重くのしかかりそうな問題です。

そもそも、物流の2024年問題のこと、ご存知でしょうか?

物流の2024年問題というのは、
・働き方改革関連法により、大企業では2019年4月から、中小企業では2020年4月から、時間外労働時間の上限が決められた
・その中で、時間外労働時間の上限の適用が5年間猶予された事業・業務の中に運送業が含まれている
・つまり、運送業でも2024年4月から時間外労働時間の上限が適用される
というものです。

結果、
・運送会社は、より効率のいい貨物へシフトする
ことが予想されます。
効率とは、
1)待ち時間が少ないこと
2)手積み手降ろしなど無駄な作業が少ないこと
3)運賃が高いこと
になります。

物流会社は、設備投資やシステム投資も必要になるので、結果的に物流コストは上昇します。最終的には、そのシワ寄せは消費者の価格にいきます。

今までが、間違っていたのでしょうから、新しい条件に合わせていく必要があるのでしょうが、ただでさえ、苦しいアパレル業界が、真正面にこの問題に対応できるのか?疑問です。

店頭からECへのシフトにより、より小口物流が増え、運送便の確保が難しくなっていくのでしょう。

今までは、より早く、が物流のテーマだったのが、それに加えて、より無駄なく、というテーマが必要になってきそうです。
運送業の課金形態も、個別に、時間x距離x重さ(量)、になっていくような気がします。

実は、この問題、相当なインパクトがあると思っておりますので、一度、物流のプロに話を聞いてみたいものです。

皆さんは、どんなことが課題になりそうですか?
よかったら、教えて下さい。

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吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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