前提は承認関係

知り合いに褒められたとき
素直に嬉しくなるときもあれば
喜べないときもありますよね?

知り合いに怒られたとき
素直に反省するときもあれば
イラッとするときもあります。

同じ言葉で褒められても怒られても、
なぜ違う反応になってしまうのでしょう?

先週土曜日、そんな問題について考える機会がありました。

答えから言うと、その差は
褒める人と褒められる人
怒る人と怒られる人
の関係性に起因します。

お互い「承認」している人間関係であれば、
褒められたら嬉しいし、
怒られたら素直に反省できます。

「承認」関係がなければ、そうはいかないのです。

この考え方はマーケティングにも当てはまります。

初見の人にいくら良いところや強いところを、
訴えても承認関係がなければ、
響かないどころか逆効果になります。

一般的には、売る側が施した集客に応えた人は、
関係性が出来ている人のはずです。ます


しかし実際には、承認段階にない可能性があります。
なので、まずすべきことは関係性の確認作業です。

ついつい一足飛びに商品説明するケースが多いと思い。

相手の最悪な状況をベースに組み立てたほうが、
マーケティングもいくのではないか?

と考えさせられました。

吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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