コロナ禍で起こったいろいろなブームの中に
自転車ブームがあります。
コロナ禍のストレスやリモートワークの運動
不足がきっかけでサイクリングを始める人が
増えました。
そんな中、「ワークアウト」と「ツーリズム」
を組み合わせた「ワークアウト・ツーリズム」
が今後拡大すると予想されています。
その中で注目のサービスが「ディグ」。
様々な体験ができるミッションを、マップを
見ながらサイクリングをしてクリアしていき、
ミッション完了するとお土産が貰える、とい
うものです。
オリエンテーリングのように「ミッションを
クリアしてゴールする」というのは大人でも
ワクワクがあります。
地域側はコースを決めることで、体験して欲
しいところに参加者を導くことが出来ます。
単に紹介されたモデルコースをこなしていく
よりも楽しそうですね。
大会に参加して、一斉にスタートしゴールす
るという楽しみ方もありますが、自分たちの
ペースで走るという楽しみもいいですね。
ワークアウトとツーリズムのバランスの新し
い提案だと思います。
物質的な欲求が満たされていくと、いかに充
実した時間を過ごしていくか、に興味・関心
は向かっていきます。
「ワークアウト・ツーリズム」でアパレルが
活用される場面はあるでしょうか?
ワークアウト中に着用してもらうか?
ワークアウト後に着用してもらうか?
どちらも面白くないです。
必要なのは、ワークアウト中に着用しなけれ
ばならない場面を作ることでしょうか?
何か出来そうですね。
展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。
~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。