どこで勝負するべきか?

どこで勝負するべきか?

 おはようございます。京都エモーション 吉川です。
 今週は、「どこで勝負するべきか?」です。

コロナの影響で、オンライン展示会が増えてきました。
ようやく時代が追いついてきました、そして、追い越されそうです。

展示会オンラインは、私が池袋やビッグサイトの展示会へ行って感じた不満を解消するために始めたサービスですが、もう一歩進んで「私は、どのような形式だったら工場のプレゼンを見るだろう?」と考えています。
展示会オンライン2.0始めます。

【お知らせ】
 レディスと子供服の企画提案の仕事で依頼したいことがあります。興味ある方は info@tenjikaionline.com
までメールお願いします。オンラインで完結する仕事です。よろしくお願いします。

 どこで勝負するべきか?

右肩下がりの日本のアパレル市場ですが、コロナで一度リセットされました。
コロナがなければ、あのまま、我慢比べのチキンレースが続いていたでしょう。もしかしたら、今は、もっと激しいチキンレースになっているかもしれません。

今まで、縮小する日本市場を横目に急拡大を続ける中国市場に向けて、多くのチャレンジャーが挑み、そして苦杯をなめてきました。
彼らがやろうとしたことは間違ってません。結果的に成功しなかったということはやり方が間違っていたのでしょう。そう考えると、やるべきことは自ずと見えてきます。
・すべて自前でやる
・日本のやり方を移植する
・現地パートナーと組む
恐らくどれも正解です。必要なことは、中国人が何をどのように買うのかを徹底的に調べること、そして、自社のサービスの中でそれに当てはまるものがないか、試してみること。

「日本を捨てる」とか「今のビジネスをゼロにする」必要はありません。
既存のビジネスも大切ですし、新しいビジネスも大切です。そして、小さく早く始めたほうがいいでしょう。その方がリスクは少ないです。
 
まずは、自分のビジネスの棚卸しから始めてみてはいかがでしょうか?

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吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。