センスメイキング

「すべての企業はスタートアップを繰り返さないといけない」

企業が成長するためには、
常に新しい事業に挑戦し続けなければなりません。

それは、
・変化から逃げるのではなく、変化を受け入れること
・常に新しいことを学ぶ
と言えます。

そんなスタートアップの領域で、
最近重要と言われているキーワードが
「センスメイキング」
です。

「センスメイキング」とは、
・環境認知をし、
・新たな意味付けをし、
・実行しながら改善する
これを続けていれば、最初の方法が間違っていても、
必ず、正解にたどり着ける、ということです。

例えば、国際線の空港で荷物を受け取るときのこと。

【環境認知】飛行機の荷物の受取の待ち時間が長い、と
クレームが絶えなかった。

【新たな意味付け】待ち時間を減らすのではなく、
待ち時間を有効活用してもらえないか?

【実行しながら改善】受け取り場所を遠くして、
その間にトイレやショッピングを楽しんでもらう。

ということで、知らず知らずに、ターンテーブルまでの距離は長くなったのです。

今ある事実を違う視点から見て、
新しい意味を見出し続けることで成長する。

皆さんが今抱えている問題は、
違う角度から見ると、
チャンスの塊なのかもしれません。
チャンスではなかったとしても、また違う角度から見てみると
チャンスになるのでしょう。

結果が出るまで459回失敗するみたいです。
10回失敗しても、あと449回失敗できます。

変化を受け入れて、センスメイキングしましょう。

吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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