パーソナルカラーは占いだ

突然ですが、

皆さん 占い 信じますか?

私は全く信じてません。
「画数や生年月日で人生決められるなんて」
と心底思っています。

一方、昔から占いは存在しています。
陰陽師という公務員が居たぐらいですから、
政治にも大きく関わってきました。

科学が発達した今でも占いが存在している理由は
何なのでしょうか?

占いに頼る人は、潜在的、もしくは顕在的に課題
を抱えています。

「2024年 どんな年になるだろう?」
「私はどんな職業に向いているのだろう?」

そのような課題を抱えている人の背中を押すため
に、占いは存在しています。
そもそも占いは「将来を当てる」ことを目的とし
ていません。
課題解決のための行動を促すことを目的をしてい
ます。
なので、占いの結果が重要なのではなく、その後
の行動が重要なのです。

パーソナルカラーも同じではないでしょうか?

そもそも個人に「この色しか似合わない」なんて
色は存在してないと思います。
メイクと髪と服の色には相関関係はあると思いま
すが、個人特有のものではありません。

「この色は似合わない」と不安を煽って違う色を
提案し「パーソナルカラー」の存在を信じさせる
のは違うと思います。

色と印象の関係性を学んだ結果、
服を通して、なりたい自分になり、
結果、人生を豊かにする

のであれば、パーソナルカラー診断は有効でしょう。

あなたは「〇〇」だから「〇〇を着なさい」という
のは占いと同じです。

決めるのは「自分」であり、すべて「正解」である。
周りの人は、自分が思うほど自分に興味がない。

ということを知れば、占いに頼ることはなくなります。
占いは昔からある先人の知恵なので、うまく付き合い
ましょう。

吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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