知識無いけどオリジナルアパレルを始めたい人が知っておくべきこと 前編

アパレル オリジナル

はじめに

「売れるアイデアはあるけどアパレル工場を知らないので探している」

「売りたいものはあるけど、アパレルの知識が無い」

「立ち上げにいくら費用がかかるか分からない」

そのようなお悩みありませんか?

今回は、そのようなお悩みをお持ちのアパレルの知識がない方に、アパレルの工場的な知識の初歩をお教えしたいと思います。

アパレル業界の仕組みが分かって、少し前に進むと思います。

1.どうやって解決してますか?

・アパレルに相談する    :素人は相手にしてくれない

・ネットで探して相談する  :基本的に素人は相手にされない

・シタテル         :ロットが大きい

・ヌッテ          :なかなかマッチングしない

 私もよく問合せをいただきますが、なかなかマッチング出来ないです。理由は簡単で、みなさんに「アパレルの知識がないから」なんです。知識がないことは悪いことではありませんし、固定観念にとらわれないからこそ、新しいものが生まれることも確かにあります。
 
ただ、いまある工業システムに載せようとすると、最低限の知識が無いといけないですよね。
まずは、大前提から話をします。
 

2.アパレルのビジネスを構成する3つの要素

アパレルのビジネスを構成する要素が4つあります。

①企画 何を売るか?

②販売 どこで売るか?

③仕入 それをどうやって仕入れるか?

①企画 何を売るか?

まず、スタートは、「こんな商品があったら良いのに」という①の企画がスタートになっていると思います。これがなくて、アパレルを始めようと考える人は居ない、と思います。

②販売 どこで売るか?

次に、②どこで売るか、ですが、ネットのサービスが色々とあったり、フリーマーケットなどもあるので、なんとなく、売る場所はありそうですね。

③仕入 それをどうやって仕入れるか?

そして、最後の問題は、③ その商品をどうやって仕入れるか?ですね。

服を作っているのは縫製工場なので、とりあえず、ネットでアパレル工場を調べると思います。

でも、よく考えてください。

皆さんがもしオリジナルの自動車を作りたいと思った時に、トヨタの組立工場を探しますか?オリジナルのテレビを作りたいと思った時に、ソニーの組立工場を探しますか?
多分、断られると思うけれども、まずは「メーカー」と言われるところに聞くと思うんです。

アパレルでも同じです。

相手にされない理由

縫製工場=組立工場なので、製造工程でいうと最終段階です。
そこへ至るまでに、もっと多くの工程があるんですね。しかし、なぜか、皆さん、一足飛びに製造工程の最終段階に問い合わせようとされます。
なので、「相手にされない」わけです。

まずは、アパレルが工業的にどのように製造されているかを知ってください。

まとめ

市場が細分化されていく中で、アパレルの知識がない人がオリジナルのアパレルを世に出したい、というのは自然の流れだと思いますし、業界も活性化されて非常に良いことだと思います。

ただし、いくら知識が無い、と言っても最低限知っておくべきことがあるのも事実です。

3つの要素のうちの ③仕入 についてが一番難易度が高いことですが、逆にいうと、これを乗り越えれば良いのです。

次回は、もう少し具体的に ③仕入 について考えていきます。

ポイントを押さえれば、業界の人にも相手にしてもらえるようになると思います。

何か、質問などありましたら、お問合せください。

よろしくお願いします。

 

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