企業広報のカタチ アパレル業界の〇〇な話 20200831

企業広報のカタチ

先日、企業の広報担当者と、メディアが集う懇親会に参加しました。
企業側は約200名、メディア側は約40名という大所帯のオンラインの懇親会でした。
私は1年前に同じ会社が主催するリアルの懇親会には参加したことあったので何となく雰囲気は分かっていたのですが、今回の参加の目的はは、以下の3つでした。
①自社の広報活動
②他社の広報活動の調査
③オンライン懇親会の可能性

実際の様子
・オンライン上の1つのテーブルに、椅子が5-6個設置してあって、各テーブルにメディア担当者が在席している
・空いている椅子に企業広報が座る
・メディアのテーブルに空きがなければ企業広報者のみが集まるテーブルで話をする
・1セッションの制限時間もなく、適当に席を移動する

結果、私は、4名ぐらいのメディアの方と話をした。多いか少ないかは判断出来ないですが、今回気付いたこと、

①メディアというものが変わってきている
インターネットの時代になって、メディアが変わってきています。受け手が必要とする情報を発信するのがメディアなのですが、メディアが細分化、専門化されています。そして、メディア=自社のサービスへの入口、という位置付けが強まっています。

②広報担当者に必要なこと
初見の人に簡潔に自社の説明をすることに慣れていないと務まらないのですが、やはり、若いハキハキとした女性の方が、受けが良いようです。

③メディアは情報を欲しがっている
メディアは、兎に角、情報を欲しがっています。ネタが無くて困っています。

④オンラインでの懇親会
今回は remo というサービスを使ったのですが、なかなか良くできているので、みんなが慣れれば、特に問題は起こらなそうです。

⑤これからの企業広報
これからの企業広報は、メディアへの露出を狙いながらも、自社のメディアを拡充していくことが必須ですね。
もしかすると、就職活動なども、そのようになっていくかもしれません。なっているかもしれません。

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吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。