トイレットペーパー買占め事件でアパレル業界が学ぶべきこと

トイレットペーパー買占め事件でアパレル業界が学ぶべきこと

アパレル業界の〇〇な話 20200302

 

お世話になります。
京都エモーション 吉川です。

コロナの影響で世の中が変わってきていますね。
学校が休校になり、北海道にいる子供も急に帰ってきました。
今、何が出来るか、何をやるべきか、必死に考えています。みなさんはいかがでしょうか?

【お知らせ】
「大企業もスタートアップも知っておくべき!企業広報のABC」は、状況を鑑みて中止しました。落ち着いたら開催しますので、お楽しみに。

では、今週の〇〇な話です。

 

トイレットペーパー買占め事件でアパレル業界が学ぶべきこと

 

今回のコロナ騒動で、後世まで語られそうなのは、「トイレットペーパー買占め事件」では無いでしょうか?
まさに、オイルショックの再現ですが、当時は、インターネットがなかったので、口コミとマスコミ報道で全国に拡がったわけですが、今回は、口コミよりもインターネットで拡がったと考えられます。

トイレットペーパーを買いに行っている人は
①本当にストックがない人
②なくなったら困るからと流されて買っている人
③転売するための人
の3種類だと思いますが、今のこの時代でも②の人がいるのでしょうから、

マスコミもネットメディアも、このような報道をした方が視聴率もPVも稼げるので情報を流していると思いますが、もうそろそろ飽きられてきてるような気がしています。
今週が報道のピークではないかと予想します。

流行って、人為的なものだと痛感しました。

このような規模の買占め騒ぎってアパレル業界に当てはめて考えてみると、思いつかないですね。局所的には、トーションレースがない、とか、ビスロンファスナーがない、とか、裏原ブランドの新作とか、コラボモデルとかありましたが。
今の服は、機能性といっても、汗とか紫外線とか消臭とか、それほど重要な機能とはいえない、無くてもいいけど有ってもいい、的なものばかりです。
衣食住が医食住になっている現代においては、もっと積極的な機能を持った服が求められているのではないでしょうか?
少なくとも、この業界の人がみんな欲しがるような機能のあるものが、嘘くさいものではなく、みんなが納得できるようなエビデンスのあるものが、生まれれば、この業界の閉塞感もなくなるような気がします。

 

ご意見・ご質問等ありましたら、info@tenjikaionline.com 吉川までメールお願いします。