アゲインスト・コロナの時代

アゲインスト・コロナの時代

おはようございます。
京都エモーション 吉川です。

12/3 に 英国がファイザーとBioNTechのCOVID-19ワクチンの使用を世界で初めて許可しました。
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2020/2020_12_03.html

新型コロナウィルスの発症が世界的に明るみになったのが、今年の1月末でしたから、1年以内でここまでこぎつけたわけで、すごいことですね。

当初は新型コロナウィルスが日本だけでなく、ヨーロッパ、アメリカなど全世界に蔓延し、世界の経済が止まることなど全く想像できませんでした。

特効薬やワクチンの無い伝染する病気に対して、人類はあまりにも無力でしたが、考えられないスピードで対応も出来たことが素晴らしい。

「銃・病原菌・鉄  ~ 1万3000年にわたる人類史の謎~」というベストセラーの本もあるように、人類の歴史は病原菌との戦いに勝ち残った人間の歴史だと言えます。

新しい病原菌の病気にはエイズやエボラ熱などもありますが、身近に感じられるものではありませんでした。
しかし、新型コロナウィルスはすぐ隣にあっても不思議ではない。WITHコロナといわれるほど、制御するしかないものなのでしょう。

今回、英国が承認したことで、12/3には80万回分(40万人分)のワクチンが到着し、優先リストの上位の人(医療従事者と高齢者)から投与されます。

世界がその効果を見守っています。

コロナをコントロールできたら、次は、どのような世の中が訪れるのでしょうか?
ソーシャルディスタンスはどうなるのでしょうか?
マスクは?
アルコールは?
海外との往来は?
ファッションはどうなるの?
アパレル業界はどうなるの?

アゲインスト・コロナの時代がどうなるのか、楽しみです。

いままでのアパレル業界を振り返ってみると、抗菌加工や制菌加工が増えてきていますが、現実的にコロナウィルス感染に対しての効果は不明なものも多く、消費者のガッカリを生むのではないか、心配しています。

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吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。