カスタマージャーニーの精度

商品・サービスを販売することは、誰かに買ってもらい、
カスタマーになってもらうことが目的です。

なので、
・どんなカスタマーに訴求するか?
・どんあメッセージでカスタマーに訴求するか?
・どのような方法でカスタマーにアプローチするか?
を考えることが大切で、マーケティングの王道と言えます。

しかし、大切なことは、
カスタマーがどのような行動をとるか?=カスタマージャーニー
を想定することです。
行動が分かれば、先回りして対策を立てることができます。

ただそれだけでは不十分で、各場面のカスタマーの感情を
想像することが必要なのです。
なぜなら、人は感情を元に行動するからです。

カスタマーが抱えている不安を想像し、
その不安に対する答えを用意する、
これこそが本当の顧客起点と言えるでしょう。

そして業界に長くいればいるほど、
カスタマーの感情を想像することが困難になってきます。
ついつい業界の常識を元に考えてしまうからです。

つまり、商品・サービスを成功させるためには、
カスタマージャーニーの予測精度を高め、
正しいマーケティングを行うこと
が大切です。

購入前、どんな心境なのか?
購入時、不安はないのか?
購入後、新たな不安は生まれていないか?

吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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