弱肉強食 温故知新
着実に近づいているアフターワクチンですが、皆さんはどのようになると思われますか?
現在は医療従事者や65歳以上の高齢者からワクチン接種が始まっています。65歳未満にはまだまだ来ないのですが(ちなみに京都は未定のままです)、言えることは、確実にワクチン接種できる時期が近づいている、ということです。
コロナ前とコロナ後では価値観や生活様式に大きな変化がありました。
アパレル業界で起こった変化として、
・テレワーク
・テレスクール
・オンライン社内会議
・オンライン商談
・出張制限
・オンラインブランド受注展示会
・オンラインアパレル展示会
・ライブコマース
・無観客で配信するイベント
・営業自粛
・休業手当
・マスク
・消毒
・防護服
・アクリル板
・体温計
などなど。
アフターワクチンでも残る習慣と残らない習慣、どう思われますか?
今の時点で「アフターコロナで残らない習慣」に関わっていると、近い将来問題になりそうです。
・テレワーク
私は残ると思います。なので、家で過ごす時間や会社以外で仕事をする時間がより大切になってくるでしょう
・オンライン社内会議
・オンライン商談
・出張制限
便利なので確実に残るでしょう。無駄な出張は間違いなく減ります。
・オンラインブランド受注展示会
・オンラインアパレル展示会
残るどころか、より発展していくと思います。
・ライブコマース
残ると思います。仕事が終わってからライブコマースで買い物することが増えるでしょう。
・無観客で配信するイベント
無観客はなくなるでしょう。ただし、観客ありで同時配信もしくは、追っかけ配信は残ると思います。LIVEに近ければ近いほど、高額になっていくでしょう
・営業自粛
・休業手当
なくなります。再開後は反動で売上が上がると思いますが、一巡した時、店頭にとって本当の正念場を迎えることになるでしょう。
・マスク
・消毒
・防護服
・アクリル板
・体温計
なくなります。すでに需給バランスは崩れていると思います。今のうちに逃げ切れるか、どうか。
こうして考えてみると、インターネットという技術を使ったものは残りそうですね。
つまり、大きな「インターネット」という流れのサイクルが早まっただけなのでしょう。
逆に、コロナでも変わらなかったものは、ネクストコロナでも変わらない可能性あります。
新しい流れに乗っていくか、変わらないものを突き詰めていくか。
皆さんは、どちらを選択しますか?
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展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。
~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。