コロナによる「納期遅れ」と「発注調整」の対立

コロナによる「納期遅れ」と「発注調整」の対立

アパレル業界の〇〇な話 20200316

 お世話になります。

京都エモーション 吉川です。

先日、京都で美味しいスパイスカレー屋さんがあるということで、食べに行きました。近くにコイン駐車場があったので、特に気にせずに停めて40分ぐらいして精算したら、「1200円」と出てきて、「機械バグってるやん!!」と思って看板見たら小さい文字で、「10分300円」と書いてありました、確かに。
1時間800円までは許そう。しかし1時間1800円は。。。。
こういう商売はしたくないと思いました。
皆さん、コインパーキングで嫌な気持ちにならないために料金は停める前に確認しましょう。

では、今週の〇〇な話です。

コロナによる「納期遅れ」と「発注調整」の対立

コロナの影響で生産計画が乱れていますが、皆さんはいかがでしょうか?
納期が当初の予定より遅れているケースも多いと思います。

納期が遅れる原因は、コロナウィルスによる各生産工程の遅れによるものだと思われますが、誰に責任があると思いますか?
工場の立場でいうと、「自分達は悪くなくて、悪いとすればコロナウィルスが悪い。なので、納期遅れは自分達には責任はない」と主張すると思います。
当然といえば当然です。

一方、コロナの影響は、小売にも大きな影響を与えています。外出自粛のムードが拡がり、お店の営業時間も短縮されていて、アパレルの小売店の売上は相当厳しくなっていると予想されます。小売からすると、納期も遅れるし前売り状況も悪いので数量を減らすなど仕入計画を見直さないといけなくなるのはよく分かります。これは小売の責任でしょうか?

さあ、この対立は、どのように解決されるでしょうか?

ご意見・ご質問等ありましたら、info@tenjikaionline.com 吉川までメールお願いします。

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吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。