分業すること

分業すること

アパレル業界の〇〇な話 20200217

 

こんにちは、京都エモーション 吉川です。

毎週決まった時間に京都で時間が取れそうなので(家族にうざがられることなく)、人生はじめてジムに入ってみました。

今まで、ちゃんとした筋トレなどしたことはありませんでした。まして、ジムにも行ったことありません。「英会話」と「ジム」は、続かないものの代名詞だと思っていたので、敢えて近づこうとしていませんでした。しかし、少し前から始まっているプロジェクトの影響でしょうか(タイミングが来たら大々的に宣伝します!!)、ボディーメイクへの興味が湧いてきた私は、「死ぬまでに1度、ムキムキになりたい」という夢を叶えるべく、ジムに入会したのです。そして、しっかりと効果を出したいので、最初からパーソナルトレーナーの申し込みをしました。
年末には、いい体になっていることを願っています。

【お知らせ①】
メディアとつきあう方法を知りたいアパレル業界の方へ、是非、聞いていただきたい、
「大企業もスタートアップも知っておくべき!企業広報のABC」というセミナーを企画しています。2/27(木)19:30ー  講師は、企業広報サポート会社である株式会社ネタもと から 山方様 です。詳しくは、下記より。
https://tenjikaionline.com/howtocontactwithmedia/

【お知らせ②】
最近 耳にすることが多い ”ファッションロー”。アパレル業界で気をつけるべき法律の問題には、商標や労務面など多岐にわたります。「興味ある」「話聞きたい」という方いらっしゃいましたら、このメールに「興味あります」と返信ください。

では、今週の〇〇な話です。

分業すること

今週、twitter でちらっと目にしたコメントに、反応してしまったものがあります。
要約すると、
「服の世界って、縫製工場や生地工場の確認漏れで指示と違うものが上がってきても、100%責任をとって作り直すことをしないのは、絶対におかしい」
「カメラ工場がカメラ納品して、レンズ割れてるけど100%工賃もらう、ってあり得ないが、服だとありえる」
「販売の現場で、そのような不良を販売してしまったら、せっかく築いてきた信頼関係が崩壊するので、許せない」
みたいなコメントでした。
「なぜだと思いますか?」という問いに対して、「社外との分業による解釈の違いによって責任の所在が曖昧になるからでは?」ということでした。
「ちゃんと作ってくれたらお金を払うのが当たり前」なので、「ちゃんと作ってないものにお金を払うのはおかしい」という返事でした。

現代のビジネスは、多くのことを分業しています。社内で分業することもあれば、社外で分業することもあります。
それぞれのユニット間では情報の受け渡しを行い、その先のユニットへと情報を上げていきます。

アパレルビジネスでも分業は進んでおり、情報の受け渡しが主な業務になっています。自分で服を縫っているわけでもなく、発注する人と最終販売する人は99%異なっているからです。

そして、アパレルの生産ビジネスで「情報の受け渡し」=「伝えること」で大切なことが5つあると思います。
①簡単な言葉で    :誰にでも分かるように
②一義で       :相手が誤解しない言葉遣い
③残す        :証拠という意味だけでなく相手も確認できる
④相手を動かす    :やろうという気にさせる
⑤自分がほしい結果を出す:結果が全て

自分が「ちゃんとしている」と思っていても、結果が「ちゃんとしたもの」でなければ、「相手の過失」もあるでしょうけど「自分にも過失があったのかも」「次はどのようにしたらちゃんとしたものが作れるだろう」という風に考えてしまいます。若い頃(怒鳴りまくっていた頃)は、「100%相手が悪い」と思っていましたけれど。

分業するということは、そういうことだと思います。

 

ご意見・ご質問等ありましたら、info@tenjikaionline.com 吉川までメールお願いします。