中途半端な2次流通が破滅を生む アパレル業界の〇〇な話 20200120

中途半端な2次流通が破滅を生む アパレル業界の〇〇な話 20200120

 

お世話になります。
京都エモーション 吉川です。

今週1/25は深川屋のアンパンとドーナツの販売日で買いに行く予定です。どうしても一度食べてみたかったので、非常に楽しみです。
行列とかすごいんでしょうか?
欲しい方いらっしゃいましたら、メール下さい。買ってきます。

では、今週の〇〇な話です。

 

中途半端な2次流通が破滅を生む

 

WWD編集長のメルマガを購読しているのですが、先週のメルマガが、

福袋作りに愛情を込めているか?

というものでした。

・昔は開封した人の笑顔を想像して福袋を作っていた。
・今はそれで利益を出そうとするブランドが多い
・大量廃棄問題の解決として、昔のような「愛ある福袋」が生まれる必要があるのではないか?

セール、福袋、アウトレット、フリマアプリ、そして今や「ネーム付け替え」のような逃場があることが問題ではないでしょうか?

まず、多くのお店が予算を達成するためにモノを作るのですから、買う人立場で考えてない。
そして、ブランド価値が毀損されることが分かっていながら、処分損をミニマイズする方法、予算を達成しやすくする方法を次々と考えていくわけです。

大量廃棄問題が取り沙汰される昨今ですが、収益面以外のSDGsの面で問題だと思っているアパレルが、実際に何社あるのか、非常に疑問です。

ショッピングバッグを紙に変えたところで、木は伐採され大量の水は使われ、燃やされたら二酸化炭素が出るわけです。
「袋は提供しませんので、持ってきて下さい」というブランドは出てこないのでしょうか?
工場から商品が出荷される時の袋やカートンは、ほっといてもいいのでしょうか?

といいながら、他の業界でも同じようなレベルだと思います。
とりわけ繊維業界が悪いのではない。
もし、そうだとすれば、繊維業界から、他の業界の模範になるように、その場しのぎではない取組が生まれればいいなぁ、なんて思います。

ご意見などは、info@tenjikaionline.com 吉川まで。