パーパス経営について考えてみた

3/12 日経MJ新聞の「神田昌典の未来にモテるマーケティング」は
パーパス経営について取り上げていました。

・テスラには
「サスティナブルな地球を実現するために、
 化石燃料に変わる電気ベースの文明を作る」
というパーパスがある

・先日行われたテスラの投資家向けのイベントでは、
そのパーパスの実現に向けてどう実行していくか、
を丹念に説明されていた

・結果、翌日のテスラの株価は7%下落した

・投資家は、短期的な利益に直結するような、
スティーブ・ジョブズのプレゼンのような、
派手で分かりやすい情報を期待していたようだ。

・翌日には、テスラの株価は上昇し始めた

・長期的な利益を求める投資家にとっては、
「テスラは買うべき」となったようだ。

【結論】パーパスを打ち出すと、短期的な結果を求める人は去り、
中長期的な結果を求める投資家や顧客が集まるのではないか?

 

そもそも、自分の会社のパーパスについて、
私は考えたことがありませんでした。

起業のきっかけが、
「自分のリスクで会社の経営をする」
でしたので、アパレルのOEMビジネスはただの手段で、
そこには、何のパーパスもありません。

そのようなスタートをした、弊社ですが、今年3月から
16期目となりました。

そろそろ、次のステージに進んでもいいタイミングなのかもしれません。
京都エモーションという会社を使って、私が実現したいことが何なのか?
少し考えてみたいと思います。

あなたのビジネスのパーパスは何ですか?

吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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