情報の標準化

今、仕事で「情報の標準化」に取り組んでいます。
属人的になりがちなアパレル生産の仕事をどうやって、標準的にしていくか?それは「情報の標準化」ではないか、という仮説を立てています。

具体的には、ますは言葉の標準化を進めています。今までは、お客さんが使う言葉をなるべく変えずに海外へ発信していました。今は、私達から海外へ発信する際の言葉は、なるべく統一していこうとしています。
お客さんが使う言葉は、その企業独自のものがあるので私達が変える必要がある言葉もあります。

形式の標準化も進めています。
ファイルの名前の付け方、保存場所、保存方法など標準化されていると検索しやすくなります。また、本人がいなくても情報にアクセスしやすくなるので、全体の仕事量の削減に繋がると考えています。

他にもツールの標準化、発信の標準化、などすべきことはたくさんあります。

この標準化の作業の一番の壁は、各個人が今までの各自のルール(はっきりしているルール、なんとなくやっていたルールも含め)を変えることの壁です。

ちゃんとルールを守ってもらえるまで何度も何度も指摘するしかなく、それがお互いのストレスになります。目的はルールを変えることではなく、情報を標準化することで、業務全体を標準化することなので、続けていくしかありません。

変えることを嫌がる人がいかに多いか、だからこそ、伸びしろが多い!、とポジティブに捉えて、情報の標準化進めていきます。

皆さんが標準化したいことあったら教えて下さい。

私も取り組みたいと思います。

吉川一平

展示会オンラインの主催者です。アパレルOEMのビジネスをして20数年の、そこそこベテラン。ある工場の社長から付けられた呼び名 「カットソーの貴公子」 は使ったことありません。

~略歴~
京都大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社へ入社。 退職するまでの12年間、アパレル部門で製品OEMビジネスに携わる。 2008年独立し、株式会社京都エモーションを設立し、現在に至る。

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